TSBBQ ライトステンレスダッチオーブン 10インチ【買ったキャンプ用品レビュー】
TSBBQ(村の鍛冶屋)ライト ステンレス ダッチオーブン 10インチのレビューです。
ステンレスダッチオーブンはSOTO製が元祖?で有名ですが、TSBBQを購入してみました。
ユニフレームの黒皮鉄板のダッチオーブンも使っているのですが、ものぐさな性格なのでもっと楽チンなステンレス製が欲しくなりました。これで酔っ払った日も安心して片付けを次の日の朝に回せます。
メーカーのホームページによると、このステンレスダッチオーブンは3層構造だそうです。ここが同じようなステンレスダッチオーブンのSOTO製との差別化ポイントのようです。
ステンレスとステンレスの間に熱伝導の良いアルミを挟んでいるのが特徴。軽量化と熱の通りを良くするためのようで、熱伝導はメスティンのような薄いアルミの調理器具ほどではありませんが、確かに良い気がします。その上蓄熱性もちゃんとあるのでいい感じです。
使ってみて実感した良い所とイマイチな所を列記してみます。
【良い所】
・ステンレス製なので、食材を入れっぱなしにしても錆びないし、使用後の油を使った手入れが要らない。シーズニングも不要(当たり前ですが)。
・ダッチオーブンとしては軽い。
・軽いが、ダッチオーブンで大事なフタの重さはちゃんとある(ユニフレームと比べるとかみ合わせのガッチリ感は劣る感じがするものの、普通の鍋と比べれば十分)。
・鏡面加工された外観がオシャレ。
・鍋の底の内側に緩やかな丸みをもたせてあるので、料理をかき混ぜたり、洗ったりがとてもしやすい。地味だが気に入っているポイントです。(TSBBQのシェラカップ同様のスピン加工?)。ユニフレームのダッチオーブンは角があるので焦げつくと洗い難かったりします。
【イマイチな所】
・脱着可能なツルが取れやすい。ちゃんと引っ掛ければ落っこちたりはしないが、ツルを倒すとポロっと取れることが多い。
・フタの取手がやや持ちにくい。専用のリフターの利用が無難。一般的なリフターはちょっと使いにくいかも。
・鏡面加工された表面なのでキズが目立ちやすい(それも味かもしれませんが)。
専用のケースとリフター、丸網、フタのスタンドも購入したので、触れておきます。
・丸網はお好みで。
・リフターを使う方は専用リフターが必要だと思います。他社のリフターはちょっと使いにくいと思います。デザイン重視なのか、ちょっと独特な形状の取っ手です。
持ち手が一本のフタが多い中、取っ手が2つに分かれている形状なので、リフターで持ち上げた時のバランスが良くないです。持ち上げている時に中心からズレてるのでややグラグラしやすいです。専用リフターは持ち上げた時に安定感があるように作ってあります。
・フタのスタンドはちょっとうれしい使いやすさです。汁受けの皿が付いていて、滑り止めがシリコン製?なのか、安定感が有ります。これまでダッチオーブンのフタのスタンドは使った事が無かったのですが、いつも調理中にアツアツのフタの置き場所に困っていたので、目からウロコでした。
・ケースはEVA素材のクッション材入りのピッタリサイズのケースです。ガタツキが全く無いので運搬時も安心です。
収納は↓の写真のように、丸網とフタのスタンドをダッチオーブンの中に入れて、リフターを取っ手の間に入れるとケースに全て納まります。